【真実の行方】(1996/アメリカ/131分)
私の大好きな法廷ものサスペンスで、おすすめしたいのがこの作品です。
全米で130万部のベストセラーとなったウィリアム・ディテールの小説をもとにした法廷サスペンスです。
リチャード・ギアが、その甘いマスクを逆手にとって偽善的弁護士を
熱演しています。
当初、レオナルド・ディカプリオに決まりかけていた青年アーロン役を
奪い取り、今作品でデビューを飾ったのが、エドワード・ノートンです。
「ファイト・クラブ」「アメリカン・ヒストリーX」「僕達のアナ・バナナ」
「25時」「フリーダ」など様々な作品で活躍し続けている、作品ごとに全く違う表情を見せてくれる実力派俳優さんです。
(↓*ネタバレあり↓)
シカゴの大司教が、78カ所の傷を負って殺害された猟奇事件で、リチャード・ギア演じる敏腕弁護士のマーティン・ベイルは、名声を得たいがため、その容疑者である19歳の青年アーロンの弁護を無償で引き受けます。
対決する検事は、元恋人のジャネット(ローラ・リニー)。
しかし、大司教を敬愛し、殺害時の記憶を失っているアーロンの、その記憶の糸をたぐり寄せていったとき、そこには恐るべき真実が…。
ギアは本来の主役なのですが、ノートンの演技に完全にくわれてしまっています・・。それほどノートンの演技はすばらしい!
他、神経生理学者役にアカデミー賞受賞女優のフランシス・マクドーマンド、州検察長官役にジョン・マホーニー、裁判官のアルフレ・ウッダードと人選も抜群。
特に「プロフェシー」でもリチャード・ギアと共演していたローラ・リニーの演技は光っていました。
「トゥルーマン・ショー」みたいなコミカルな演技から、「ザ・ライフ・オブ・デヴィッド・ゲイル」のシリアス演技、「ラブ・アクチュアリー」のような
穏やかな演技まで、幅広くこなせる名女優さんです。
作品の話に戻って・・アーロンの弁護に奔走するマーティンですが、検事の提出する物的証拠の前にはなす術がありません。
2転、3転するプロット、絶妙な心理作戦、どこをとっても完璧な法廷サスペンス作品です。
これはほんとにあらすじを伝えるのももどかしいので、是非すぐにでも観て欲しいですね!
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