サスペンス映画は数あれど、意外と行く先や結末が安易に想像できてしまうものも多いですね。
だいたいのサスペンス作品のコピーには、”ラストにどんでん返し!”とかなんとか仰々しく書いてありますが、意外に肩透かしな結末に落胆することも多い私です。
でも、「なぁんだ、やっぱりね」と安心していた直後に、予想していなかった展開が待ち受けていた時のドキドキ!感とやったね!感は、
やはりサスペンスを楽しむ醍醐味でもあります。
そんなサスペンス作品に、たまーに出会うのが楽しみで、今度こそいけるかも、次はきっと面白いはず、なんて期待して次々と借りている私です。
【CUBE】(1997/カナダ/91分)
ほとんどの前評判が良かったものや、巷での評価が高かったものに共通していえることなんですが、この作品も賛否両論ある作品だと思います。
でも、私が初めて観たときは、いつも見慣れているハリウッドの作風とは違った新鮮味もあって、とても面白いものでした。
出演者も、「誰かな〜この人・・カナダでは有名なんかな」なんて思ったり。
あらすじは、謎の立方体空間=CUBEに、経歴も年齢も違う、それまでの日常生活でも全く接点のなかった男女6人が突然閉じ込められ、そこからの脱出を試みる経過を描いたものです。
そのCUBEというのが、6方に仕掛けられたハッチを通じて、隣のCUBEに移れるという仕組みなのですが、そのCUBEのいくつかには死のトラップ・・ここでは申し上げませんが、数々のこわ〜い罠が用意されてます。ちょっとグロテスクなものもあります。
ひぇぇ実際にいきたくないよ〜と思わず震えてしまいます。
ただ無作為に集められたメンバーかと思いきや、やはりそれぞれの人物の選定に意味があったんですよね。そうじゃないと物語が進まないんですが。
その日常世界の縮小版のような狭い空間に閉じ込められた人間が、
極限状態の中で一体どのように変化していくのか。
CUBEを無事脱出できるのかという単純なドキドキと恐怖とはまた異なるリアルな人間の怖さが、スタイリッシュな映像と交錯して楽しめます。
CUBE2も出てますが、私は敢えて観ていません。この作品だけで満足していますので・・。
異色のサスペンスを楽しめる作品、ぜひご覧になってください。
|