コメディ映画

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コメディー映画といえば、ハリウッドではジム・キャリーだとか、
オースティン・パワーズだとか、ファレリー兄弟だとか、
はちゃめちゃなコメディー映画が有名ですね。


私は、そんな”わかりやすい”コメディーも大好きですが、なんだか笑える中にも考えさせられる要素を含んでいたり、笑えるだけじゃなくて見た後に心がジーンとあったかくなるようなコメディというものをもっとたくさん見つけていきたいなぁと日々探し続けています。



ご紹介するのは、私が観てきた中で、そんな分類に入るイチ押しの作品です。




【マイ・ビッグ・ファット・ウエディング】 (2002/アメリカ/96分)


500万ドルという低予算でつくられた映画(ハリウッドでは低予算なんですね)で、あのスターウォーズやハリー・ポッターなどの超大作と
肩を並べる2億ドル以上もの興行収入を収めるという快挙を成し遂げてしまったのが、この作品です。


有名なスターは一切使わず、突出したコンセプトでもない。


ハリウッドが”どう売っていいのかわからない”とプロモーションに頭を抱えるようなこの作品が、毎週のように新作が発表されるアメリカでロングランになった理由・・・


それは、この作品を観ていただければ一番わかると思います。


主演のトゥーラを演じるのは、自身の実話を元にした原作を書いた、
ギリシャ系のニア・ヴァルダロス。


この人の一人芝居に目をつけたトム・ハンクスとリタ・ウィルソン夫妻が、懸命に映画化に乗り出し、渋る上層部に話をつけ、この作品を世に送り出しました。


(↓*ネタバレあり↓)
野暮ったいメガネで、おしゃれもせず、家族のギリシャ料理店のウエイトレスをしている30歳のトゥーラ。


彼女は”自分の人生を変えるのは、自分の努力!”と一念発起し、大学に通い、お化粧に目覚め、努力ののちに魅力あふれる女性へと変身を遂げていきます。


その彼女の変身っぷりは本当に驚き。冒頭の暗い女性はどこに?というかんじ。この変身するさまを見ているだけでもなんだかわくわくして
きます。


頑張ってパソコンの技術を学んだ彼女は、叔母の経営する旅行会社で働くことに。そしてそこで彼女の前に、以前料理店で一目ぼれした素敵な高校教師が現れます。


彼も一気に彼女の魅力に引き込まれていき、やがて恋人同士に。
しかし彼女は自分がギリシャ系であるということに負い目を感じ、彼との付き合いに次第に及び腰になってしまいます。


しかし、彼の方は違いました。改宗してまで彼女の家族に溶け込もうと努力をしてくれる、まさにトゥーラが理想としていた男性。


彼女の家族の、あまりに強い個性に翻弄されながらも、愛する人とその家族を寛大な愛で包み込もうとします。


と、このままでは、今までにもありがちな普通のシンデレラストーリー・・なのですが、この作品には誰もが共感できる”親近感”というものが至る所に散りばめられていて、シンデレラストーリーなのにリアリティがある、誰もが感情移入できる作品になっているのです。


始めは、とにかくパワフルで陽気なギリシア人種の、気質や習慣などに目を奪われがちですが、そのうちに人種などの壁を越えて、
「いるいる、うちの親戚にもこんなオバサン!」と手を叩きたくなるようなシーンの連続。


そうでなくともむせかえるような愛で包まれたこの作品に、次第に心を温かくさせられるのです。


いまだに、レンタルビデオショップでも大きく取り上げられていなかったりしますが、見飽きたコメディーや恋愛作品を観るより、まずこの作品を探してみてくださいね!


きっとあったか〜い気分になれます。





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濃い親族。



さて、これはどういうシーン
でしょう・・?



すごい形相です。

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